雑記帳

雑食で書いてます

雑記7

 次から次へと歳を重ねていきます。前回の更新よりおよそ1年と8ヶ月が経過しました。いずれいずれと持ち越してきたもの。時間ができたら。落ち着いたら。今日は疲れてるから。明日時間ができるから。そう言っていつの間にか日々を重ね歳を取ってしまいました。随分時間が経ってしまったなぁと思うばかりです。変わらず落ち着いたかかと聞かれると、そうでもない。仕事は忙しいし、プライベートは仕事が忙しいからだらけるのは今しかないとだらけるし。10年以上も前から意志が弱いのは明白だったはずですが、結局変わるところなく、しかしながら当時は意志が弱い、と嘆きながらも残してきた軌跡を見ると、やはり日々を何か形に残すことは非常に重要な意味があるものだと痛感します。

 SNSで充実した生活を送っている皆様を見ると羨ましい限りなのと、自分には到底できない意識の高さを感じます。これは皮肉ではなくマジなやつとして。自分の本当の好きなことを求め、実践し、課題を見つけてはそれを乗り越えていく、こんな素晴らしいことを仕事をしながらやっている。そんな人たちが周りにいるにもかかわらず、自分は体たらくな日々を送ってしまっているなぁと感じます。

 

 さて、なぜ一年以上も間を空けてこのブログを更新しているかというと、年の瀬だからというのも当然あるのですが、私自身近々三十路を迎えてしまうからです。もうあのときから10年、15年。そこまで劇的な変化が自分の中であったかといえば、当然環境面ではあったかもしれませんが、自身の内面ではどうなのだろうかといつも自問しています。三十歳を迎えるのが刻々と近づいたから余計ここ最近は多くなったのかもしれません。たまたま会社のPCを入れ替える関係で、会社用PCを整理していましたら、そうえいば個人用のPCも何年も整理してないし、古くなってるなと思ったので学生時代から使っていたPCなどを引っ張り出してきて、いろいろと物色していたわけです。恥ずかしながら私の最もクリエイティブだったと言えるような時代のものです。当時の知り合いの方には、あれがクリエイティブだったのか。と笑われそうですが、残念ながらそれ以前やそれ以降とどう比較してみても、最もクリエイティブだったと言わざるを得ません。悲しいですが、あれ以降自分でクリエイティブだと思えたことは何一つなかったのかなと感じます。まぁ当時も、それが大人になるということだと思う、とは書いてはいたのですが、実際三十歳が目に見えてくると現実味が凄いですね。

 このブログもその何かを変えたくて開設したものには違いないのですが、何かやはり私にはものを続ける力というのが一般の人より驚くほど欠如しているようで、続く時は続くのですが……とまさに俗にいう"出来ない人間"がするような言い訳をしてしまっているところです。

 多少の成長というか、評価という面では、ここにきて会社の中で文才を評価してもらっているという点です。もともとそういう勉強をしていた上に、文章を書くことが好きなので、当然といえば当然なのですが、業界的にも社風的にもそんなものは二の次で"どうだっていいもの"に分類されていると思っていた事の中で、私の力が少しだけ発揮され、少しだけ褒めてもらって、少しだけ認めてられている。このことは私の中で、今年の数少ない嬉しいことになりました。出来るからってどうなるわけでもない、そんな分野を突き詰めてしまったためでしょうか。別に特別な文才を持っているわけではありませんが、まぁなんとか会社の中では頑張っている方だと思います。

 

 そういえば大きく環境の変化があるわけではありませんが、小さいことならいくらかあります。仕事上はもちろんですが、趣味にしているDJもそうです。箱がひとつなくなり、またレギュラーイベントもなくなり、別にそれでDJが出来ないというわけではないのですが、ある意味ここからやっていくためには自分で考えて、自分で行動を起こさなければならない状況になりました。ここ数年はあまりDJ活動に力を入れず、あるがままを行い、ブッキングを受けたらやる、またレギュラーイベントはやる。言ってみれば人が作った土俵の上でしかやっていませんでした。意図的にそうした部分もあったので、後悔とかは特にはないのですが、来年からはいよいよ自らが動かなくてはな。と思うところです。仕事上でももちろん今年1月から配置換えがあり元いた部署へ戻ってきました。当時いたメンバーとは違い、また当時いたメンバーも課が違ったり、役職が違ったり、もちろん部署の雰囲気も変わっていて、なんとも前と同じような気持ちじゃ仕事はできないなと思うし、会社から自分に求められることもすごくハードルが上がっているような気がします。変わらないのは自分が未だに一番下っ端だということ……。ただ、幸いなことにハードルが上がっているにしろ、それを乗り越えていこうという気概だけはまだ失ってはおりません。いつの間にか仕事人間になってしまいましたね。こんな世界があるとは思いませんでしたし、自分がこんな考えになるとは思ってもみなかったです。

 

 こんな夜中、むしろ朝方にこうやって文章を書く。しかも取り留めもないようなことをつらつらと書くって、随分やってなかったなと感じます。今日、書いてみてやはり不健康だなぁと思います。不健康なんですよ本当にこれは。ただ当時は不健康でもやろう、思ったときにやろうってちゃんとやってたんですよね。今はなぜか、ブログってのはだいたい1日1記事だろうとか、今書きたいけどPC出すのめんどくさいなとか、もうちょっと腰据えて書こうとか、そんなことばっかり考えて実行に移さないことが多いのです。総合的に考えるとどっちが不健康なんでしょう。よくわかりませんが、あの当時の創作的な発想や考え方を、来年一年間かけて取り戻していこうかなぁっておぼろげに今考えているところです。今年また記事を書くかわかりませんし、来年になっても書かないかもしれない。明日また書くかもしれない。ふわふわっとした状態がここ何年も続いてますが、おぼろげなことでもとりあえずやっていた当時の自分を振り返るいい時間になったので、今日だけは書き残しておこうと思いました。それでは。